養生法⑤『よく噛む』8大効用
子供のころから「よく噛んで食べましょう」「1口30回噛みましょう」と言われてきました。しかし、実践するのは難しいのではないでしょうか?
今回は『よく噛む』ことの8大効用についてお伝えします。
ひ 肥満予防
よく噛んで食べると、脳にある満腹中枢が働いて食べ過ぎを防げます。
み 味覚の発達
よく嚙んで味わうことにより、食べ物の味がよくわかります。
こ 言葉の発音はっきり
よく噛むことにより口のまわりの筋肉を使うため、表情が豊かになります。
口をしっかり開けて話すときれいな発音ができます。
の 脳の発達
よく嚙む運動は、脳細胞の働きを活発にします。
子供の知育を助け、高齢者は認知症の予防に役立ちます。
は 歯の病気予防
よく噛むと唾液がたくさん出て、口の中をきれいにします。
この唾液の働きが、虫歯や歯周病を防ぎます。
が がん予防
唾液中の酵素には発がん物質の毒性を消す働きがあります。
よく噛んで、がんを防ぎましょう。
いー 胃腸快調
よく噛むことで、消化酵素がたくさん出て消化を助けます。
ぜ 全力投球
力を入れて噛みしめたい時、歯をくいしばることで力がわきます。
ゆっくり噛む習慣のないひとは、まずは1日1回でも、1食に1回だけでもゆっくり噛んで食べる意識を持ちましょう。唾液には様々な効果があり『最高の胃腸薬』とも言われています。