養生法⑦1日の終わりには半身浴

海に囲まれた日本は湿度が高いことに加え、日本人は水分代謝が弱い体質の人が多いので、体内に余分な水分が溜まっている人が多いです。その影響で鼻水鼻づまりなどの症状をお持ちの方が多いのではないでしょうか?

余分な水分を抜くために湯船に浸かりしっかり汗を出します。これは本来の湯治の大きな目的です。もちろんカラダを温めることにもなりますし、ぬるめのお風呂に浸かることで副交感神経を優位にする効果もあります。

~おすすめの半身浴方法~
40℃前後のぬるめの湯温でみぞおちくらいの湯量に15~20分浸かりましょう。ただし、42℃以上は脱水のリスクや神経が興奮してしまうので避けましょう。

入浴中に手指を一本ずつ指弾きしたり、足の指をゆすったり、肛門締め運動などで汗をかきやすくすると共に、合間に爪もみや深呼吸をすることでリラックス効果もあります。

元々汗をかきにくい人は、髪や肌が濡れていると余計に汗が出にくいので、乾いたタオルで拭き取ったり、最後に洗髪をするなどの工夫も必要です。それでも汗をかきにくい場合は、入浴前に約3分間の竹踏みやかかと上げ下げ、階段昇降がおススメです!