養生法⑨適した睡眠を~睡眠時間+睡眠の質改善~

慢性的な睡眠トラブルは心臓や血管に悪影響を及ぼし、動脈硬化を引き起こし、心疾患等のリスクや糖尿病、認知症、交通事故のリスクも高めます。

毎朝決まった時間に起きる・・・起床から約15~16時間後にセロトニン分泌量がピークになります。そのタイミングで寝られると寝つきも睡眠の質も良くなります。毎朝一定の時間に日光に当たることで体内時計も正しくリセットされます。

寝る前は半身浴+入浴後の軽めのストレッチがおススメです。

寝る前はお酒・コーヒー・お茶・タバコは控える。スマホも注意!・・・お酒を飲むと眠りの質が落ちます。加えて利尿作用があるため何度もトイレに起きる原因になります。また、カフェインやニコチンには覚醒作用があるため、寝る前の緑茶やコーヒー、喫煙は控えましょう。なお、不眠を訴える多くの方が寝る直前までテレビやスマホを使用していたというデータもあります。

年齢を重ねると必要な睡眠時間も減ってきます。8時間睡眠にこだわらず、年齢に応じた質の良い睡眠をとるようにしましょう。

お昼寝をする場合は30分以内にしましょう。長い時間眠ってしまうと夜の睡眠に影響が出てしまいます。